ブルフロッグ戦での「かばう」について
以前、難易度スーパーのブルフロッグ戦で、人間メンバーが戦車に対して「かばう」を使い、「解体」から戦車を守るという攻略方法について書いたが、今回、難易度ゴッドで戦ってみて、これは勘違いだったことに気づいた。
確かに「かばう」を毎ターン使い続ければ、戦車を「解体」されずに、戦車で戦い続けることはできる。だたこれは「解体」を人間メンバーが代わりに受けているわけではなく、そもそも「解体」自体が発動していなかった。
てっきり「セット、ハット、ハーッ!」は「解体」の掛け声だと思い込んでいたが、これは「体当たり」の掛け声で、順番的に「体当たり」の直後が「解体」なので、勘違いしていたようだ。


ブルフロッグの行動はパターン化されているが、戦車に「かばう」がかかっていて結果的に攻撃対象にできない場合、「ゆるめる」と「解体」は発動せず、ブルフロッグはそれ以外のパターン行動を行う。
どうやら、ブルフロッグの行動はターン開始時に決まるのではなく、こちらの犬(ポチ)のように、臨機応変に、その瞬間瞬間の条件に沿って決まるようだ。犬は、味方のHPが少なくなると、ターン途中でも咄嗟に回復をしてくれる。これはコマンド入力時点では読めない未来だったはずだ。これと同じで、ブルフロッグの行動も、「解体」がターン開始時点で決まっているわけではなく、ターンの中で行動順が回ってきた瞬間に、それを発動できる条件が揃っていれば実行するし、揃っていなければスキップして、他の行動を行う。
結論として、「かばう」は実際に「解体」を肩代わりしているわけではなく、対象がすり替わることで「解体」「ゆるめる」の発動条件を満たせず、スキップさせているだけ。もし実際に「ゆるめる」「解体」が人間相手に「発動」して、かつそれが「無効化」される場合には、ブルフロッグの行動回数が無駄に消費されて好都合なのだが、残念ながらそうではない。「かばう」は、思っていた効果とは違ったが、戦車の大破そのものは予防できるので、その点では一応有効ではあった。
前回の謎現象
前回、謎現象をいくつか書いたが、「かばう」がブルフロッグ戦でどう処理されているかが分かったので、ある程度説明がついた。
「解体」を人間メンバーが代わりに受けたはずなのに、次のターンでいきなり戦車が大破したように見えていたのは、メンバーが受けたのは「体当たり」で、次のターンに単に「解体」を戦車が食らっただけのこと。
また、前回は、戦車に乗るのは1名で、他のメンバーはあらかじめ下車させてからバトルに突入していたが、これについては、4人乗りの状態でバトルをスタートして途中で下車するやり方でも、戦車を「かばう」ことはできることが分かった。
ただ、やはり謎現象は一部残っていて、「かばう」をしても、まれに「ゆるめる」「解体」が戦車にヒットすることもあった。これは何か特定の条件があるのかもしれない。時間があって気が向いたら、また検証してみたい。
新改造案「ラプター」について
今回は、ブルフロッグの増援が尽きるまで撃破し続ける、というコンセプトで戦ってみたのだが、、、すぐ増援が尽きてあっさり終わってしまった。歯ごたえのあるバトルを期待していたが、残念。とはいえ、バトル前には、100体とか200体とか永遠と増援が来るんじゃないかと想像して、そんな長期戦に備えて戦車改造案を考えるのは楽しかった。(改造案:ラプター)
ただ、これは完全な新しい案ではなく、以前、母艦サウルス戦用に作ってお蔵入りしていた改造案だ。その時は、長期戦用の攻撃手段であるバルカンラッシュの威力が低く、255ターン(?)の上限に達してフリーズし、以降、実戦で活躍する機会がゼロだった。
強化した母艦砲とバルカンラッシュの併用は、連戦の場合、前半戦ではバルカンラッシュを使うことで母艦砲を温存することができて便利だ。また、バルカンラッシュは攻撃力がイマイチだが、相手がマシーンの場合は「ゆるめる」で防御力を下げられるので、1発当たりの攻撃力が低い「スネークガン」のデメリットがない状態で戦える。ブルフロッグや、カリョストロなど、最初は戦車戦で、途中から本体と戦うようなパターンや、ラスボスのように第1形態がマシンなどの連戦で、力をセーブしながら戦い後半戦に主力の弾数有限の武器を温存するといったことができる。


今回、ようやく実践で使用することができたが、次は、元々のターゲットだった難易度スーパーの母艦サウルス戦にリベンジしてみようと思う。母艦サウルス戦は、今のところ、眠らせて撃破するという攻略ばかりだったので、睡眠禁止縛りでやってみたいと思っているのだが、その場合は「ラプター」は迎撃特性もあり相性が良い。ただ、2時間近いバトルになるので、、、いつか時間ができたら、かな。
ラプターが活躍できるバトルはそれくらいしか思いつかない。強いのは間違いないが、「電撃的アミーゴ」を使った戦車は、やはり、Cユニット特性が強いというだけなので、イマイチ愛着がわかない。「ラプター」の改造の土台となった「ケンプファー」は、その点、強いCユニット特性がないのに使いやすくて良い。「ケンプファー」のような、比較的普通の特性を上手に活用した、強い戦車の改造案も、また考えてみたい。