「かばう」の検証
ブルフロッグを「ゴーストドリフト」の代わりに「かばう」を使って攻略するというのを2回ほどやったが(MM2R プレイ日記 14、MM2R プレイ日記 24)、いくつか「かばう」を活用できそうなアイデアについて検証をしてみた。
検証結果
アイデア① 人間で戦車を守る
4人乗りでバトルを開始し、HPと守備力の高いメンバーが下車して戦車に「かばう」を使う。もし、1ターンの間、敵の全ての攻撃を受けても下車した人間メンバーが生き延びられる場合、戦車内の2人のうち、1人が下車したメンバーに回復アイテムを使い、もう1人が攻撃をすれば、回復アイテムが続く限り、疑似「ゴーストドリフト」のようなことができるかもしれない。
検証結果
- 下車したメンバーが、複数人乗りの戦車を、100%確実に「かばう」ことはできなかった。
- 内部システム的に、複数人乗りをしている戦車は、乗っているメンバー個々がターゲットとなるらしく、「かばう」が対象とできるのは、その中の一人だけのようだ。なので、敵の攻撃が、戦車の先頭メンバー以外をターゲットとしていた場合は、攻撃は戦車にヒットしてしまう。
アイデア② 戦車で戦車を守る
SPが1,000以下など、防御面が「携帯バリア」頼みになるような戦車を使う場合に、SPが豊富な戦車を盾として、数ターンの間攻撃に専念できる状況を作れるかもしれない。
検証結果
- アイデア①と同じ原理で、守られる側の戦車に乗っているのが1人の場合は成立するが、複数人乗りの場合は、100%確実に「かばう」ことはできなかった。
- 2人乗りの戦車を2台用意し、2台目の2人をあらかじめ下車させた後で、コマンドキャンセルして先頭メンバーからコマンド入力をやり直し、1台目の2人が下車した状態の2台目の2人を別々に「かばう」の対象としたあと、2台目の2人が乗車をすると、一応、確実に「かばう」ことはできた。・・・が、効率が悪すぎるし、活用できる状況が思いつかない。
アイデア③ 「かばう」の連鎖
例:「戦場の天使」を使ったナースを、ハンターがかばい、そのハンターをレスラーがかばう。こうすることで、全ての攻撃を、最もHPが高いレスラーが受けることができるかもしれない。これができると、ラグナ=ロック戦で音波攻撃で減らされたHPを下車して回復する時のリスクを減らせる。
検証結果
- 「かばう」は連鎖しないようだ。
- 上記の例だと、ナースへの攻撃は、ハンターが受けることになるようだ。(これできたら便利だったのだが、残念!)
アイデア④ 最上段のユニットを砲撃から守る
母艦サウルスなどに連続射撃された場合、パーティの最上段に配置される戦車やメンバーは、敵との距離が近いせいで迎撃が間に合わない現象があるが、「かばう」によって下段の戦車がターゲットになると、迎撃の余裕が生まれるかもしれない。
未検証・・・
アイデア⑤ 迎撃弾の節約
「ミサイルジョーカー」などの固定武器で、ザコ戦の迎撃で弾を消費したくない場合、下車したメンバーに「かばう」を使わせると、弾を消費しないで済むかもしれない。
未検証・・・
結論
- 一番やりたかったのは、アイデア①の、複数人乗りの戦車をレスラーやソルジャーなどのHPの高いメンバーで守ることだったが、残念ながら、「かばう」単体では成立しなかった。
- 一方で、カリョストロ戦 Take-2 で活用した、「ニンジャステップ」+「かばう」のコンボであれば、やりたかったことは実現できる。
- なお、複数人乗りの戦車は、搭乗者の数だけターゲットを内包しているため、確率的に、見かけよりも敵の攻撃対象となりやすいようだ。カリョストロ Take-2 では、下車したソルジャーが「暗黒舞踏」でノックアウトされるのを恐れて、戦車の「かばう」でソルジャーを守っていたが、そもそもソルジャーが攻撃される確率は1/4(25%)とかなり低かったのかもしれない。であれば、「かばう」は使わず、車内のメンバーは攻撃に専念するというのも、許容できるリスクと考えてよさそうだ。グラフィック的に、戦車と下車したソルジャーの2つのユニットだけが見えているため、ついつい、1/2の確立でソルジャーに攻撃がいくように感じてしまい「かばう」を使いたくなってしまうが、ソルジャーには外から複数人が乗車している戦車を効率よく守っていると考えて、多少リスクはあるが、攻撃に専念させた方が、効率が良いのかもしれない。